カテゴリ:骨端症



オスグッド
正式には「オスグッド・シュラッター病」と呼ばれる、スポーツをする子どもに見られる症状です。 ランニング、ジャンプ、キック動作の多いスポーツ(サッカー、バスケットボール、バレーボール、野球、陸上競技、テニスなど)に発生しやすく、特に成長期の膝痛の原因として頻度が高いです。前腿の筋肉である「大腿四頭筋」の柔軟性が低下した状態での運動負荷により、膝蓋腱の牽引力により腱が付着する脛骨粗面で骨端線(成長線)の微小な剥離を起こすことで痛みが生じます。成長期が終了すると症状が軽減していくことが多いです。